ブランドキャンペーン成果を可視化する!「Facebookブランドリフト調査」がパワーエディタから利用可能に

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2016年9月14日(米国時間)より、「Facebookブランドリフト調査」がパワーエディタから無料で利用できるようになり、今後次第にグローバルでローンチされます。今回はより身近になった「Facebookブランドリフト調査」についてご紹介します。

※これまでも一部の運用代理店限定で無料利用できていましたが、利用条件が緩和された機能縮小版が利用可能になります。

Facebookブランドリフト調査とは?

Facebookブランドリフト調査は、主にブランドキャンペーンを実施する広告主向けのメニューです。広告ターゲットから得られるアンケート結果を通じて、ブランドキャンペーンが及ぼしたブランド・広告想起への影響力を把握することができます。

参考:Facebookブランドリフト調査とは何ですか。 | Facebookヘルプセンター

Facebookブランドリフト調査のしくみ

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画像元:FacebookとInstagramのブランドアンケート

広告ターゲット層の一部を無作為に抽出して、広告を閲覧するテストグループが自動的につくられます。このテストグループと、広告が表示されないコントロールグループを対象にアンケート調査が行われます。テストグループとコントロールグループのアンケート結果の差異により、Facebook・Instagram広告における広告想起リフトの影響を正確に読み取ることができます。

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画像元:ブランドリフト調査について理解する | Facebookヘルプセンター

テストグループ、コントロールグループそれぞれで、年齢や性別、動画視聴時間、フリークエンシーごとにどのようなブランドリフト効果が生まれているかのレポート確認ができます。

アンケート仕様について

今回新たにローンチされた、パワーエディタ経由の機能ではアンケート内容は次の1つに絞られます。

「過去7日間に、(ブランド名)の広告を見たことを覚えていますか?」

そしてこの質問に対する選択肢としては、以下の3つです。

・はい
・いいえ
・分からない

以下の画像のように、アンケートはFacebook・Instagramのモバイルフィード上でのみ配信されます。(広告が表示されるテストグループでは、広告が実際に閲覧された2日以内にアンケートが配信されます。)
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画像元:Facebookブランドアンケート: ブランドリフトとアンケート | Facebook for Business

Facebookブランドリフト調査の注意点

ブランドリフト調査の有意性と正確性を高めるための注意点として、以下のことが挙げられます。

・ブランドや製品を表す(または関連する)内容を広告クリエイティブに取り入れる
・ターゲットから関心を得られる広告クリエイティブを配信する
・ブランド調査キャンペーン実施中は、配信する広告クリエイティブや予算を変更しない
・1つのブランドや製品に対するブランドリフト調査キャンペーン(その他の調査系広告メニューも含む)は、同一期間中に1つのみ実施する

Facebookブランドリフト調査の設定方法

設定方法としては、まず広告セットと広告クリエイティブを含む新しい広告キャンペーンを作成します。このキャンペーンが利用条件(※)を満たしている場合に限り、パワーエディタ上でブランドリフト調査を設定するプロンプトが表示されます。

※この明確な条件は2016年9月時点で公表されていません。以前から一部の代理店で利用できているブランドリフト調査メニュー条件から察するに「推定ターゲットリーチ」「予算」「期間」「配信する広告フォーマット」「広告アカウントの過去パフォーマンス」が主な要素であると予想できます。また、利用できるキャンペーンもブランディング向けのものに限られるでしょう。

以下のヘルプページで設定方法に関する詳細が確認できます。
参考:ブランドリフト調査の設定方法 | Facebookヘルプセンター

まとめ

オーディエンスの正確な年齢や性別情報を持つFacebookだからこそ、このブランドリフト調査メニューは信頼でき有意性が高いものと言えます。Facebook 広告は、キャンペーン「ブランドの認知度アップ」や、レポート指標「推定広告想起リフト」もここ1年で実装しています。デジタルマーケティングにおけるブランディング面においても、Facebook広告は頼もしい存在となっていき、今回のブランドリフト調査の一般解放によって活躍の場はますます広がるのではないでしょうか。

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Yuhka Suzuki

Yuhka Suzuki

アナグラム株式会社 ソーシャルエキスパート。 学生時からSEMに惹かれ、運用型広告を扱う企業にて多様なビジネスのコンサルティングを経験。運用型広告を通してより深くマーケティングに向き合いたいと考え、2014年からアナグラムに在籍。現在はリスティング広告だけでなく、ソーシャルメディアの広告運用やプランニングをメインに行っている。