
2024年6月6日(木)、MarkeZine(マーケジン)でのアナグラム代表 阿部による連載「小さな会社、大きな仕掛け」の最新記事が公開されました。
日本の民族衣装、着物。それは元来、我々の日常着でしたが、現代ではハレの日などの特別な日を除き、町中で着ている人を見かける機会はほとんどありません。少子化を背景に、産業が縮小していく可能性を否定することは難しいでしょう。ところが、そんな斜陽産業に真っ向から挑み続ける会社があります。
今回は、一着の着物から仕立てた一点物のスカートやスカーフ、シャツを生産・販売している、着物リメイクアパレルブランド「Keniamarilia(ケニアマリリア)」のデザイナーと運営会社の代表取締役を務める座波ケニアさんにお話を伺いました。
斜陽とも言える着物産業で文化を残すためには、従来どおりの“ハレの日ニーズ”に頼って着物を売っていては不十分。テコ入れによって、着物産業の本格的な底上げを図る必要があると考え抜いた末に、座波さんが導き出した結論は「自身で新たなブランドを立ち上げ、着物を広める」というアクションでした。
様々な選択肢がある中、なぜ座波さんはブランドの設立が最善策だと考えたのか。その経緯や挑戦について迫りました。
※本記事は通常、MarkeZineの有料会員(MarkeZineプレミアム)様のみへの公開となりますが、2024年6月13日(木)まで期間限定で無料公開中です。
目次
- 着物への思いを強くした成人式での出来事
- ハレの日のニーズだけでは衰退を免れない
- なぜ「テコ入れ=ブランドローンチ」だったのか
- 7着売れて感じたPMFの手応え
- 着物文化の存続に利己は要らない
- 三越の着物フロアに若者が殺到
小さな会社、大きな仕掛け
この連載では、大きな仕掛けによって継続的に成功している企業「グレイトカンパニー」の起業家・経営者たちにインタビューを行っていきます。