求める人物像

アナグラムでは一緒に働けるクルー(乗船員の意)を募集してます。アナグラムはアナグラム自身を一つの船として例えています。旗を立てる者、支える者、漕ぐ者、舵をきる者、その全てが同じ一隻の船に乗る乗船員と認識し、クルーと呼んでいます。

求める人物像

人物像

お客様から「ありがとう」と直接言われることがすきな人

私たちは通常のインターネット広告代理店と異なり、個々人の売上ノルマが一切ありません。売上ノルマがない分、楽か?と問われれば、それは恐らく逆です。売上ノルマがない分、自身で目標を立て、マイルストーンをしき、ある程度自走しなければなりません。

さらに言えば、営業と運用者などとで分業を行いません。そのためコンサルタント自身がお客さまとのコミュニケーションから運用型広告のプランニング、実装、運用、レポーティングまでのすべてを請け負います。そのため、すべての責任がいちコンサルタントにありますので、「運用ができればいい」といったことでは到底通用するはずもありませんし、それではお客さまからの信頼を得ることはできません。

少しきつい言い方をしすぎているかもしれませんが良いこともあります。それは、売上ノルマというお客さまと無関係な指標がない分、お客さまのために時間と思考を徹底的に使えるということ。売上ノルマを達成すべく、お客さまと利益相反な行動を起こす必要がありません。そして、間に営業がいない分、「ありがとう」というお客さまの声がダイレクトにあなたに届くということです。この時こそが私たちがもっとも「やっててよかったな」と思える瞬間です。

勿論、会社である以上「やりたいことをやること」だけが目的ではなく「売ること」も同じくらい大切な仕事です。未だ規模の経済が働く世の中では、売れないとやりたいことをやれない時もあるかもしれません。しかし、どんなに厳しい状況であっても、逆にどんなに会社が大きくなろうとも、「売るためにやる」のではなく「やりたいこと、叶えたいことのために売る」会社でありたいと考えています。忙しい日々の業務の中ではたまに分からなくなることもありますが、行き詰まったら「ありがとう」という声を思い出し、自身を奮い立たせられる人でなければ、正しいことに継続的に取り組むことは難しいと考えています。

「もっといい方法があるはずだ」という自問を絶えず行える人

私たちは機会損失には2種類あると考えています。それは、目に見える機会損失と、目に見えない機会損失です。リスティング広告の話で言えば予算のインプレッションシェア損失率が発生している場合が前者で、主要なキーワードを入れていなかったり、コンテンツターゲットなどのコンテンツ向け広告を利用されていなかったり、完全一致やフレーズ一致のような拡張性の限定されたキーワードマッチのみで構成されたアカウントが後者にあたります。

つまり、目に見える機会損失はその名の通り目に見えるので理解しやすく、指摘もしやすい。そして指摘された側も正すことが比較的容易です。それに対し、目に見えない機会損失は目に見えないものだから、理解がしにくく、対応できない状況になるケースが多いのが現状です。目に見えない機会損失はある一定上のリテラシーや経験がないと見ることが出来ない為、指摘された側も疑心暗鬼に陥りやすくなります。

どちらも大事なのは前提として、二者択一的にどっちが大事なのかと問われれば、これまでの経験上、後者「目に見えない機会損失」のほうがインパクトとして大事なことが多いように思います。こと、スタートアップと呼ばれる企業や、競合が勢いづいている企業などにおいての「目に見えない機会損失」は致命傷になりえます。だからこそ、いい意味で常に疑い続ける必要があります。

これに対処するには1つしかありません。「もっといい方法があるはずだ」この声を無視してはいけないのです。それを追求し続けることこそが、偉大な仕事へのためのレシピだからです。

職人ではなく「伴走者」であること

運用型広告を専門で取り扱う仕事というと職人技のようなことを期待されるかもしれません。もちろんそういう部分は多少なりありますが、どちらかというと「職人」ではなく「伴走者」といった感覚の方が近いかもしれません。施策のたびに毎回ドラマチックな何かが起こるわけではなく、データや市場環境などに基づき調整・管理してあげれば数字はある程度守られます。一番大切なのはビジネスが育ちやすいように丁寧に「寄り添う」ことだと考えています。

フレームワーク通り、マニュアル通りに作り続けることも大事だとは思うのですが、勘や経験といった職人技でのアレンジ、アプローチも重要であり、それらはさまざまな現場で求められます。マーケットは生き物です。そのため、事業や市場環境、更にはフェーズによって最適解は異なりますので、都度、レストランのシェフのようにアレンジを効かせて対応いただくことも非常に重要です。

そういう意味において「職人的」な側面は非常に大切なのですが、職人すぎて素人の舌を見下すようなシェフではいてほしくありません。これらの理由から、「職人的」な姿だけを求めていらっしゃる方には向きません。

職人的な技術を持ち合わせた、お客さまと一緒の視点を持ち合わせた「伴走者」であってほしいと常に思っています。お客さまに伴走できていれば、事情を汲み取り、本当の目的を見極めて正しいゴール設定ができるはずです。人は時に意図しないことを口にするものです。口では「美味しい料理」を求めていると言っていても、その時に顔色が悪かったり、口調がおぼつかなかったりしていれば、実際には「健康に気を使った」という前提が隠れているかもしれません。それがわかれば、油の強い料理は避けたり、味付けを若干薄味にしたりなどの微調整が可能ですよね。そういった本質をも見極める術をもった者こそが本当の意味での「伴走者」ではないでしょうか。

物事には必ず「本質」が隠れています。それはお客さま当人自身が気づけないこともたびたびあります。そんな時こそ私たちは伴走者としてお客さまの声をもっともわかりやすい形で翻訳し、より的確な表現でエンドユーザーに届けることができる翻訳者でなければなりません。

協調性があり前向きな人

運用型広告という特性上、パソコンやスマートフォンなどに向かっている時間が多い職種です。デジタルな職場だからこそ明るく挨拶をし、クルーの仲間と積極的に議論して、楽しく仕事をしていただきたいと思っています。その結果、職場の雰囲気がよくなり、効率的な仕事にもつながると考えています。

コミュニケーションを交わす場所がオンラインであろうと、対面であろうとも、お互いの状況を気遣いながら(気は使うが遠慮はしない)コミュニケーションが取れる場をつくることに、社員一同で試行錯誤しています。

「こんなことを聞いてしまって良いのかな?」ということでも積極的に話せる・聞ける職場こそが、私たちの考える理想のオフィスです。だからこそ、協調性があり、前向きに仕事に取り組んでくださる方でなければご一緒するのは難しいのです。

アナグラムは、2020年2月~リモートワークと、出社を選べる勤務スタイルに移行しています。 それ以前からも、育休明けメンバーは、基本リモート+週1出社。お子さんがいるご家庭のメンバーは週1在宅dayをつくるなど、状況に合わせた働き方を模索してきました。 これからも、全員が出社をする勤務スタイルに戻ることはない予定です。一人ひとり、心地の良い働き方を選んでもらえればと思っています。(22年4月時点)

求める資質(全職種共通)

  • 素直、正直、誠実で嘘をつかない方
  • 好奇心と成長意欲がある方
  • 計画性を持って行動できる方
  • マーケティング全般に興味のある方
  • 協調性をもって明るく仕事のできる方
  • 強い責任感のある方
  • 過去の成功体験に縛られず、柔軟に物事を考えることができる方
  • 倫理と論理を兼ね備えている方

アナグラムの歴史と近況

アナグラムは2023年に14年目を迎える東京都に本社を構える運用型広告に強みを持つマーケティング支援会社です。2009年に運用型広告専門のコンサルティング会社としてスタートし、創業以来多くの方々に支えられてこれまで順調に成長してくることが出来ました。

従来は企業の大小には関係なく、リスティング広告の運用・コンサルティングを中心に事業を行ってきおり、その後、Facebook広告、Instagram広告、X(旧Twitter)広告、LINE広告、TikTok広告、Amazon広告、各種DSPなど、お付き合いのある方々の強いご要望、市場環境などに応じて運用型広告商品全般への転換を行ってきました。都内に限らず、日本全国からの需要も徐々に伸ばしており、今後は徐々に問い合わせの増えつつある世界各国からのご要望にもお答えしながら拡大していく予定です。現在は日本語、英語、オランダ語、ドイツ語での対応をしております。現在は100名を超える体制となっており、今後もさらに増える見通しです。さまざまな国籍やバックグラウンドを持ったコンサルタントも参加しており、まさに過渡期の真っ只中にあるといえます。

まだまだ小規模な会社ですが、取引先企業はナショナルクライアントから中小企業まで、また、国境を跨いださまざまな企業を対象にサービスを展開しており、運用型広告を中心にマーケティング支援を行っているからこそ可能な業界最高レベルのソリューションを提供しています。

大変ありがたいことに、創業14年を迎える現在でも社内のリソースでは対応しきれないほどのお仕事の依頼を創業以来継続的にいただいています。しかしながら、実はその多くをお断りしている現状です。早急な業務拡大は目指してはいませんが、現在のサービスクオリティを維持しつつ、これからも積極的に人員は増やしていきたいと考えています。

検索エンジンに限らず、FacebookやInstagram、X(旧Twitter)などのソーシャル・ネットワークの拡大、及び需要の増大に伴い、今後は「運用型広告エキスパート」「運用型広告アシスタント」「Webデザイナー」「Webシステムエンジニア」「経理」「人事・広報アシスタント」などの職種を募集いたします。

事業内容

現在のところ運用型広告事業、マーケティング支援事業(出資を含むインキュベーションなど)、インハウス支援 顧問サービス事業の大きく3つに分けられます。

運用型広告事業は、従来通り固定観念に縛られず、柔軟な発想を持った運用型広告のプロフェッショナルが品質に徹底的にこだわりながらも、リスティング広告やSNS広告、その他運用型の広告において、より生産性の向上に努めるとともに、フレームワーク化、組織力の強化(“当たり前”のレベルを引き上げるため)に取り組んでいます。

マーケティング支援事業は、運用型広告のご支援だけにとどまりません。DX、コミュニケーションプランニング、広告戦略の構築、ビジネスインキュベーションなど、アナグラムのノウハウを総動員してご支援を行います。起業のご事情やタイミングに適したうち手を考えるお手伝いをします

インハウス支援 顧問サービス事業では、運用型広告におけるさまざまな疑問を早い段階で解決し、マーケティングご担当者さまの意思決定を加速させます。昨今は意思決定のスピードや運用代行の手数料など何かしらの理由によりインハウスで広告運用をするケースも増えてきました。ただその場合、現在の施策で本当に正しいのか?これ以上成果を出す方法はないのか?など、現場では多くの疑問が発生します。そこに対し、アナグラムはいつでも気軽に相談できる顧問という立場から解決策を提供し、プロジェクトの成功を支援します。

事業内容を見てもわかるように、弊社はお客様のパートナーとして「運用型広告に特化した伴走者」から、「ビジネスを伸ばすための伴走者」へと会社の方向性をシフトしつつあります。そしてこれからも「マーケティングを通してより豊かな未来を創造する」という企業理念を叶えるべく、市況概況に合わせて柔軟に変貌を遂げていきたいと考えています。

アナグラムの採用基準が分かる記事

下記は弊社のスタンスがよくわかるコンテンツです。応募前にぜひご一読ください。

この採用詳細をご覧になっている皆さんへ

ご興味がありましたら、ぜひ一緒に働きましょう。

少し長めではありますが、会社概要と求める人物像について、綴らせていただきました。会社自体は14年の歴史がありますが、実際に新しい方向性となってからは7年程度の比較的若い会社であります。私たちの会社と一緒に成長していこう、という気概のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご応募ください。一緒に働きましょう!ご不明な点はどのような小さなことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

アナグラム株式会社
代表取締役 阿部圭司