「真剣に”入る会社間違えたな”と思っていました」元シンガー・整体師が、独学からチームリーダーになるまで

「真剣に”入る会社間違えたな”と思っていました」元シンガー・整体師が、独学からチームリーダーになるまで
並々ならぬ行動力と好奇心でシンガー・整体師というキャリアを歩まれ、運用型広告に辿り着いたという異色の経歴をお持ちの森さん。今ではチームリーダーの森さんも、独学での広告運用からアナグラムへやってきた当初は相当に苦労されたとか。今回はチームのマネジメント法から過去の経歴と苦労の乗り越え方、これからの展望まで、詳しくお話しを伺いました。

――森さんは独学を経て2016年10月に入社され、もうすぐ3年ですね。現在チームリーダーとして活躍されていますが、どんなことを意識して日々業務にあたっていますか?

チームのメンバーが最短距離で成長していくための支援です。

独学で参画した私のアナグラムでの3年間を振り返ってみて「最初にここに取り組んでおけばこっちでつまずかなかったな」「ちょっと寄り道しすぎたな」と反省している点が多々あるので、いかにショートカットして伝えられるかを心がけています。自分で経験することが一番学びを深められると思っていて、基本は信じて見守りますね。

あとは運用型広告の専門的な知識だけでなく、言葉選びやコミュニケーションの取り方など当時の上長から学んだことは踏襲して伝えています。

――森さんチームのメンバーからは「こんなこと聞いてもいいのかな…」と不安に思う部分はすかさず寄り添い、極力自分で学びを深めて自走できるようなサポートをしてくれると評判です。入社当時は、どのようにして情報をキャッチアップされていましたか?

とにかくインプットとアウトプットと、先輩たちの真似の繰り返しです。社内のアカウント分析を行う勉強会「グロースハック」には毎回絶対に参加し(当時は任意参加の時期がありました)、先輩が話した内容で分からない部分は全部メモして漏れなく調べましたね。「このレベルがわからないと、ここでは生き残れないな」と必死でした。

あと、インプットだけしても身につかないと分かっていたので早めの時間に出社し、社内のアカウントで自習していましたね。「30分」と時間を決め「このアカウントの良いところ」「改善するならどこか」といった視点でひたすらアカウント分析を繰り返しました。

書籍はもちろんTwitterでも積極的に情報収集しようと、アナグラムの先輩方と、先輩方がフォローしているアカウントも全てフォローして、はじめ何を言っているのか分からなかったツイートの内容が段々と理解できるようになっていった過程はとても楽しかったです。

ただ当初は、正直に言って真剣に「入る会社間違えた」って思いました(笑)

入社前から「レベルの高い会社」ということは理解していましたが、当時の私は運用型広告に関する知識がほぼゼロに等しかったため、会話の内容を理解するだけで1日が終わってしまった時もありますね。

その中で諦めずなんとか食らいつけたのは、独学で運用型広告を学び四苦八苦した時期に憧れた人たちを目の前にして「こんな風になりたい」という希望が大きかったからだと思います。それとここだけの話ですが、入社直後に先輩数名から直接「もっとデキる人だと思ってました」と言われた言葉が死ぬほど悔しくて「見返してやりたい」という気持ちも大きかったです。

でも、決して自分だけで成長したとは思っていないですね。アナグラムには学ぶ意欲がある人には全力で応えてくれる環境があると思っています。広告の機能や仕組みに留まらず、ビジネスとマーケティングについて、ここまで本質的な議論とフィードバックがもらえる環境はほかに無いんじゃないかな。

なによりグロースハックをはじめ、自分より先を行く先輩方がまだまだ貪欲に学び続けている姿勢には、毎週毎週とても刺激を受けますね…。未経験からのスタートだとはじめの半年間ほどはかなりストレッチした日々を送ることは間違いないですが、運用型広告とマーケティングの本質的な考え方を身につけたいなら、間違いない会社だと思います。
今では、週に1度チーム全員でグロースハックの学びを議論したりとチームづくりを楽しんでいます。私が入社した当時よりも社内を飛び交う情報の総量と、情報を受け取ることができる環境が増えているので、自分で必要な情報を取りに行けるような人にとっては宝の山なのではないでしょうか。

――森さんの粘り強さや強固な意志があってこそですね。運用型広告に出会う前はシンガー、整体師とアナグラムでも異色のキャリアをお持ちですが、そもそも広告にご関心があったのでしょうか?

不思議な経歴と言われる機会が多いですが、元々学生時代からインターネット関連のビジネスに関わりたい思いがあって、新卒では楽天株式会社に就職したんですよ。

――なんと!ちょうど森さんが中学生くらいがインターネットの黎明期でしたね。

自分の興味関心に沿って欲しい情報、更に深い情報に辿り着けるインターネットという技術の存在を知り「とんでもない技術が現れたな…」とはまり込んでいったんです。

無事に内定をいただき、当時じわじわ伸びていたWeb広告の仕組みや活用法、マーケティングを学びたい一心で広告系の部署を志望しました。

ところが、実際に配属されたのは就職メディア内の広告の営業担当部署で。テレアポからの新規法人開拓営業をして、純広告やイベント出展を通して、クライアントの課題解決を目指すというのが主な業務でした。

思い返すと、後の支社責任者としての経験や、初めてお会いするお客さまとの関係性の構築・取引の成立・その後戦略パートナーとして並走する…という経験は今の私の中でもビジネスの大きな基礎となっています。

ですが、扱う商材の特性上、広告の効果計測が難しかったんです。自社のサービスが本当にお客さまのためになっているのか?という点が常に気にかかり思い描いていたWeb広告の仕事とは少し違うスタートに、当時は悩みましたね。

――そこからどうシンガーに…?

mixiの「カラオケ好き」コミュニティのオフ会がきっかけでした!そこで出会ったシンガーの友人に「一緒にやろう」と誘われ、SNS活用や路上ライブの効率化など試行錯誤しながら活動しているうちに、インディーズで売れているアーティストの前座として400人くらいの前で歌わせてもらえるようになって。音楽活動に専念するために会社を退職したんですよ。
人生一度キリだし、今やらないと絶対に老後に後悔するな…と考えて覚悟を決めました。

――森さんの歌声は社内でもお墨付きですよね…惚れ惚れします。その後しばらく音楽一本で?

生活のため、整体師の仕事も同時に始めました。時間の融通がききやすくシンガー活動と並行できるという理由もありましたが、「体のつくりは世界共通、つまり70億人が潜在顧客と言えるのでは」と気づいたのが決め手です。あと最初の会社は多くの社員が深夜まで残業することがあたりまえだったこともあり、世の中には疲れている人が大勢いる、つまり整体の需要はまだまだ増えるだろう、ということも考えていました(笑)

知識ゼロからのスタートでしたが「学校で習うより現場で経験したほうが早い」と思って、当時では珍しく未経験OKで、研修が受けられる店舗に応募。基礎的な研修や独学と並行して、フリーランスで働き始めました。

解剖生理・骨格筋・ボディーワークなど学ぶうちにどんどん面白くなり、タイ古式やマンツーマンピラティス、アロマセラピーの資格取得もしましたね。自分の知識を発信するため、サーバーと独自ドメインを購入して拙いながらブログを書き始めたのもこの頃です。

シンガー活動は紆余曲折あってグループが一年ほどで解散することとなり、真剣に整体師としてのキャリアを考えるようになりました。

ただ、個人でできる整体師業には限界がありますし、将来的に現場もマネジメントも行いたかったので、フリーランスを辞めてリラクゼーション事業の企業に入社。ところが直後、以前からの売上不振で私の勤務店舗が閉店しかけまして。立て直すので社員にしてください、と代表取締役に直談判し、全店舗の経営から採用、サービス改善等全てを担当、売上回復という結果を出せました。

現場とマネジメント側から見える世界の違い、実体を持たないサービス業である難しさと奥深さ、企画した改善が実際に数字に反映されるまでの不安と期待の入り混じった感覚など、貴重な経験をさせていただきましたね。

――す、すごい…行動力と知識欲が突き抜けていますね。聞く限り、整体師としてのキャリアはかなり順調に思えますが、アナグラムの応募に至るまでに何があったのでしょう?

丁度30歳の節目を迎えて今後を考えた時、やっぱりインターネットに携わるビジネスをやりたい!と強く思ったんです。その時Web系の広告代理業で独立した新卒時の同期から連絡をもらって。願ってもいないチャンスにすぐに飛び込みました。

彼は戦略立案と営業で手一杯だったので、私がコンテンツ制作のディレクション、広告運用のオペレーション担当を担い。独学でしたし難しいながらもやりたかった仕事なので楽しかったですね。この経験を経て「もっと専門的に運用型広告をやりたい!」と思うようになったんです。かっこよく言えば、アナグラムの創業秘話で代表の阿部さんが仰った「きちんとした運用を行ったら今以上にいけるぞ!と確信しました」という文脈に近い意図かもしれません。

――元々アナグラムはご存知だったんですか?

はい。阿部さんの書籍は沢山参考にしましたし、わからないことを調べる度ブログには大変お世話になりました。手探りで経験の浅かった私から見ても本質をついている内容で学びになりました。

アナグラムという組織に関心が深まったのは、阿部さんがオープンに情報を発信されている点でしょうか。運用型広告の黎明期から発信を続けている方ですし「運用型広告を深めるのであれば、この方たちの元で正しい知識を学びたい」と考えるようになりましたね。

でも…応募はかなり迷いました。アナグラムのブログでも求人バナーをお見かけしていて、求人の募集していることは知っていました。知っていたんですけど、募集職種が「リスティング広告“エキスパート”」だったんですよね。「あっ、私、ノン・エキスパート…」と思いまして。

――応募いただいた切っ掛けは阿部さんのツイートだったとか。

一歩踏み出せず、半年近くアナグラムのインタビュー記事やメンバーの皆さんのTwitterを見て色々調べていましたね。そんなある日、阿部さんの「アナグラムに興味ある人、まずは気軽にご飯いきましょう」というツイートを見かけて。だめだったらその時に次を考えようと、やっと踏ん切りがついたんです。

整体師時代から続けていたブログに外部リンクをしないページを作成して暑苦しい思いをしたためコーポレートサイトの応募フォームからコンテンツを添付して応募しました。

――当時「気合入った応募が来た」とざわついたみたいです。

真剣に「アナグラム以上に業界の知識と経験が学べる会社はない」と思っていたので本当に必死で、応募文作成には2週間かけました。整体師時代からのインプットとアウトプットの習慣が結果に繋がったのかなと思うと、嬉しいですね。

――森さんがあの時応募してくれて良かった!最後にこれからの目標とやってみたいことを教えてほしいです。

はじめに挙げた通り、メンバーが情報を取りに行ける仕組み作りはこれから更に力を入れていきたいです。

アナグラムの一員としては、会社としては勿論、個人単位でも価値を提供できるようになりたいですね。トライバルメディアハウスの池田さんも仰っていたように私も「WHOの価値を上げないと良質なご相談をいただくことは難しい」と思っていて。

これからはアナグラムという企業の看板を背負いつつ、個人としても信頼を置いていただけるよう、まだ情報が少ない媒体など、上質な情報発信をしていくことにも注力したいです。

編集後記

インターネットを心から愛する森さん。有言実行な行動力と圧倒的な好奇心をもってして、さまざまなキャリアを描かれてきたのだなと体感できた取材でした。

意欲的に情報を取りに行き、自分ごと化させるために実直に試行錯誤されていく能力は、運用型広告を身に着ける上でも大切ですね。それが出来たからこそ、独学からここまで活躍されているのかもしれません。

今後はアナグラムの社内に留まらず、外に向けての発信にも注力したいという森さん。Twitterでもよく発信している姿をお見かけします。セミナーなどで皆さんとお会いする日も近いかも…?これからの活躍も楽しみにしています!

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