財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)

アカウント設計を一新し、より効率よく予算を配分することに成功し、認知度向上にも大きく貢献した結果、約2.5倍の入会・寄付件数を達成、

アナグラムの課題と解決に向けて

WWFジャパンの担当者様への入念なヒアリングとサイト分析を行い、いくつかの課題が浮き彫りになりました。その課題を達成する為に、下記の取り組みを実行して成果を上げることができました。

1. Google Ad Grantsの仕組みについて

Google AdWordsとは異なるGoogle Ad Grantsの仕組みをより具体的に理解することが、成果を出すための近道だと考えました。しかしGoogle Ad Grantsに関する情報は日本では皆無な為に、日々の運用からどのような特性があるのかを詳細に分析していきました。

2. 購入者数の増加

サイト分析より購入へつながる同線を分析し、キーワード・広告文・ランディングページの関連性を高める為により細かなアカウント設計を行いました。

3. 認知度の向上(Google Ad Grantsからの経由の流入増)、および入会・寄付件数の増加

すでにWWFジャパンを知っている人だけに限らず、まだ知らない人への認知度を高める為により多くの接点を設け、サイト分析より入会・寄付へつながる同線を分析し、キーワード・広告文・ランディングページの関連性を高める為により細かなアカウント設計を行いました。

その結果、流入数が大幅に増加しただけではなく、これまで見られなかったキーワードからの流入を獲得することができるようになり、結果的にさまざまなキーワードからのコンバージョンが増加させることができました。

当初の仮説と異なるデータが出たものは即座に方向転換をし、より成果の上がるアカウント設計を行うことが出来ました。Google Ad GrantsはGoogle AdWords同様にスピーディーに運用転換を図ることができます。

User Voiceお客様の声

Google Ad GrantsはGoogle AdWordsと同じサービスを基礎としていますが、利用できる金額などに上限が設定されているため、運用手段については、全く同じというわけにはいきません。用途についても、モノを売るための広告としてではなく、環境問題に取り組む団体の活動や趣旨を広く知らせたり、「環境」に関連する情報の発信や、活動への賛同を募る、といった「普及」的な効果が、高く期待できます。

しかしその分、最適化や日常的な管理が難しく、効率のよい利用がなかなか出来ませんでした。アナグラム社には、こうした課題に取り組んでいただき、Grantsのクセや特徴、長所、さらに公式サイト自体のアクセス状況なども分析していただきながら、公式サイトへの流入拡大につながる施策を打っていただきました。

キーワードやリンク先の変更といった、日常的な運用についても、迅速に対応いただいており、非常に助かっています。インターネットを活用した、環境保全に役立つ情報発信の可能性を、一つ新たに拓いていただいたと思っています。

財団法人世界自然保護基金ジャパン様
ウェブサイト:https://www.wwf.or.jp/