Yahoo!スポンサードサーチで広告表示オプションに「カテゴリ補足オプション」が追加へ

Yahoo!スポンサードサーチで広告表示オプションに「カテゴリ補足オプション」が追加へ
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Yahoo!JAPANは2018年4月25日から、Yahoo!スポンサードサーチの広告表示オプションの新機能として、カテゴリ補足オプションを追加する旨を発表しました。

参考:【スポンサードサーチ】カテゴリ補足オプションの追加について

カテゴリ補足オプションを利用すると、商品やサービスの特定の側面を強調できます。

画像引用元:【スポンサードサーチ】カテゴリ補足オプションの追加について「概要」

補足カテゴリー(小見出し)と補足内容(語句)を広告文の下に表示できます。広告文で伝えきれなかった商品の特性・サービスの種類など、広告がクリックされる前にユーザーへ伝えられるようになります。

例えば上記の例では、〇〇〇スクールにある「マーケティング」「経営スクール」「組織戦略」などの複数のコースを、整理された形式で伝える事が出来ます。

スポンサードサーチでは現在の3つのオプションに加えて、以下4つの広告表示オプションが設定可能になります。

  • クイックリンクオプション
  • 電話番号表示オプション
  • テキスト補足オプション
  • カテゴリ補足オプション(New!)

リンクなしのテキスト形式なのは、テキスト補足オプションと同様ですが、カテゴリ補足オプションでは補足カテゴリーを選択することにより、より情報が明確に整理されます。補足カテゴリーに当てはまらないものや、他社とは異なるサービスやメリットなどはテキスト補足オプションの利用が向いています。


仕様や広告掲載基準の詳細

カテゴリ補足オプションを作成する際、まずは以下の全13種類の補足カテゴリの中から、商品やサービスに合わせて1つ選択します。

-設備
-ブランド
-コース
-学位プログラム
-到着地
-おすすめのホテル
-保険の保障
-モデル
-周辺地域
-サービス
-番組
-スタイル
-タイプ

他の広告表示オプションと同様に、キャンペーンと広告グループに同じ種類の広告表示オプションを関連付けている場合、広告グループに設定されている広告表示オプションが優先して表示されます。

また、広告の品質や掲載順位などを考慮して表示されるか否か決定されるため、設定しても表示されない場合もあります。

入稿規定・広告掲載基準の注意すべき点

補足内容は3~10個、それぞれ半角25字以内で入力できます。

また、以下のような場合は、掲載基準に満たず掲載できないのでご注意ください。

  • 選択した補足カテゴリと補足内容の趣旨が異なっている場合(例:補足カテゴリー「サービス」で「東京、埼玉、」)
  • 補足内容が宣伝文句と見なされた場合(例:20%オフ、セール、送料無料)
  • ひとつの補足カテゴリ内で複数の補足内容が同一の場合(例:到着地:東京、東京、)
  •  

  • 補足内容が他の広告表示オプションのテキストと同一の場合
  • 補足内容が、広告文のタイトル・説明文と同一の場合。
  • 1つの補足内容に、2つ以上の要素が含まれている場合。(例:到着地:東京と埼玉、大阪と名古屋、)
  • カテゴリ補足オプションに設定する広告の主体者と、タイトル・説明文およびリンク先サイトの広告主体者が同一でない場合。(例:広告主がリンク先サイトで扱っていないブランド名の表記)

※例は公式的なものではなく、媒体規定をもとに掲載基準に満たないと考えられるものを挙げています。実際に掲載できるかは、媒体社の審査によりますのでご注意ください。

最後に

カテゴリ補足オプションと同じくリンクなしのテキストで表示されるテキスト補足オプションでも、利用開始後はクリック率1.2倍、クリック単価5%減といった事例が示されていました。カテゴリ補足オプションもポジティブな成果が期待されます。

参考:Yahoo!公式ラーニングポータル「すぐできる!「テキスト補足オプション」でクリック率アップ」

モバイルユーザーにアピールする事を考えると、カテゴリ補足オプションの補足内容のテキストが長いと末尾が途切れて表示されない可能性も考えられるので、それぞれの補足内容は短く簡潔にするのも大事ですね。

提供開始後速やかに実装できるよう、今のうちに内容の検討をオススメします。

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