Yahoo!ディスプレイ広告「属性・ライフイベント」がオーディエンスカテゴリーに追加へ

Yahoo!ディスプレイ広告「属性・ライフイベント」がオーディエンスカテゴリーに追加へ

Yahoo!ディスプレイ広告(YDN)からYahoo!ディスプレイ広告(運用型)(以下、YDA)に移行したタイミングで、インタレストカテゴリーに代わりオーディエンスカテゴリーの提供が開始しています。

Yahoo!ディスプレイ広告(YDA)「オーディエンスカテゴリーターゲティング」とは

これまでは「興味関心」「購買意向」という2種類のカテゴリータイプがありましたが、今回カテゴリータイプ「属性・ライフイベント」が追加されました。

参考:【ディスプレイ広告】ディスプレイ広告(運用型) オーディエンスカテゴリーターゲティング 機能追加のお知らせ – Yahoo!広告

リリース内容は大きく以下の2点です。

  • オーディエンスカテゴリーごとのデータをレポートで表示可能に
  • 「属性・ライフイベント」に紐づくカテゴリーを選択し配信できるようになる(2020/9/1リリース予定)

「属性・ライフイベント」で追加されるカテゴリーは?

「属性・ライフイベント」のカテゴリータイプでは、家族構成や年収・学歴などの特定の属性を指定する、就職や結婚などのライフイベントを予定しているユーザーをターゲティングするといったことができます。

追加されたカテゴリー一覧は以下の通りです。

家族構成 配偶者の有無 独身
既婚
子供の有無 子供なし
子供あり 未就学児(0歳)
未就学児(1~3歳)
 未就学児(4~6歳)
小学生
中学生
高校生
大学生またはその他学生
社会人
同居している親がいる
同居している孫がいる
同居している祖父母がいる
個人年収 1000万円以上
800万円以上1000万円未満
600万円以上800万円未満
世帯年収 1500万円以上
1000万円以上1500万円未満
800万円以上1000万円未満
600万円以上800万円未満
世帯資産 5000万円以上
学歴 最終学歴
高校卒
 大学、専門学校卒
大学院卒
仕事 職業 公務員
会社員(正社員)
会社員(契約社員、派遣社員)
自営業、自由業
パート、アルバイト
専業主婦(主夫)
経営者、会社役員
大学生、大学院生
無職
ライフイベント 転職 近々転職予定、最近転職した
退職 近々退職予定、最近退職した
結婚 近々結婚予定、最近結婚した
出産 子供が近々生まれる予定、最近子供が生まれた
マイホームの購入 マイホームを近々購入予定、最近購入した
引越し  近々引っ越し予定、最近引っ越した

レポートでの確認方法

2020年8月3日以降、オーディエンスカテゴリーごとのレポートを出力したときに、「属性・ライフイベント」に含まれるオーディエンスカテゴリーのデータを確認できるようになりました。

オーディエンスカテゴリーターゲティングを使用していない広告グループの場合、全オーディエンスカテゴリーごとの実績値がレポートに表示されます。

ただし、2020年8月2日以前のデータは、オーディエンスカテゴリータイプ「属性・ライフイベント」に集計されないため注意が必要です。

オーディエンスカテゴリー別のレポートは以下の手順で出力できます。

新管理画面の場合


テンプレート作成画面より、設定項目>基本>オーディエンスカテゴリータイプ / オーディエンスカテゴリー名を選択

※プリセットを読み込む場合は、キャンペーンレポート・広告グループレポートでオーディエンスカテゴリーの情報を選択できます。

YDN管理画面の場合

YDNの管理画面からでも、ディスプレイ広告(運用型)に移行済みのキャンペーンであれば、属性・ライフイベントを含むオーディエンスカテゴリーごとの数値を出力することができます。

新規レポート作成画面より、表示切替>オーディエンスカテゴリーを選択


表示項目よりオーディエンスカテゴリータイプを選択し、レポートを作成

※集計単位で「オーディエンスカテゴリー」を選択できるレポートタイプは、アカウントレポート、キャンペーンレポート、広告グループレポートです。

レポート作成時の注意事項

レポート作成時には次のような点に注意が必要です。

  • インプレッションシェアやサイトカテゴリー名など、オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定画面で表示できない設定項目・数値項目は、レポートでもオーディエンスカテゴリータイプ/オーディエンスカテゴリー名と同時選択できません。
  • 新キャンペーンに移行していないキャンペーンのオーディエンスカテゴリーレポートは出力できません。

ターゲティングでも選択可能に(2020年9月1日から)

オーディエンスカテゴリーターゲティングの設定でもカテゴリータイプ「属性・ライフイベント」を選択できるようになります。機能の提供は2020年9月1日を予定されています。

たとえば一括りに30代女性といっても、子どもがいるかどうかで関心ごとは大きく変わってきますし、さらに言えば子どもの年齢が0歳なのか高校生なのかによっても悩みや求めるサービスは異なるでしょう。

広告を配信するユーザーの属性やライフイベントでターゲティングすることで、子どもの年齢によってクリエイティブを変えるなど、ユーザーの状況をより踏まえた広告を配信できるようになります。

まとめ

年収や結婚予定といった属性・ライフイベントは、Google 広告でもすでに使用できるターゲティングのため、比較的YDAでも導入しやすい機能なのではないでしょうか。

人生の節目にあわせてアプローチできる、Google 広告(旧 アドワーズ)のライフイベントターゲティング

なかでも、既存顧客の傾向から興味関心は絞り込みにくいが家族構成や職業といったユーザー属性はある程度傾向がある、という商材ではぜひ活用したい機能です。

8月の実績データを活用しながらターゲティングに利用できそうなオーディエンスカテゴリーやそれぞれ配信したいクリエイティブを考えて、9月の機能リリースのタイミングですぐにターゲティング機能を使えるよう準備したいですね。

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Saki Yoneda

Saki Yoneda

アナグラム株式会社 クルー。基幹業務システムの制作・販売会社にて導入コンサルタントとして従事。もっとお客様の事業を理解し伴走できる仕事をと、2019年よりアナグラムへ参画。

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