動画広告をより身近に!Facebookのスライドショー動画広告で、字幕テキストと音楽が設定可能に

動画広告をより身近に!Facebookのスライドショー動画広告で、字幕テキストと音楽が設定可能に
この記事は最終更新日から約4年が経過しています。

2016年8月にアナウンスされていた、スライドショー動画広告の字幕テキストと音楽の設定機能が日本の広告アカウントでも実装が確認できています。これにより、動画フォーマットによる訴求力の高い広告をより手軽に作成でき、広告クリエイティブのテストサイクルもスピーディーに回せる環境になりました。今回は、機能紹介とスライドショー動画広告の有意性について紹介します。


Facebookスライドショー動画広告とは?

スライドショー動画広告は、静止画を組み合わせることで少ない手順で作成できる動画フォーマットの広告です。通常の動画と違い、広告主がローコストかつ少ない手順で作成できるにも関わらず、動画フォーマットならではの広告表現ができる点が強みです。

スライドショー動画広告についてはこちらも併せてご確認ください。
参考:画像を組み合わせて動画作成!Facebook、Instagramスライドショー動画広告について

今回追加された新機能

  • 字幕テキストの設定
  • 音楽の設定
  • モバイルからの作成に対応(Android端末のみ)

新機能により、スライドショー動画広告のストーリーを伝える力が強化されました。設定方法も難しくありませんので、まだスライドショー動画広告にチャレンジしていない方でも簡単に広告を作成することができます。今回はインパクトの大きい字幕テキストと音楽について、どのように設定できるのかを紹介します。

※本記事の内容は2016年11月時点での仕様を元にしているため、仕様変更により内容が異なる可能性があることをご了承ください。

字幕テキストの設定方法

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字幕テキストによって動画広告のメッセージやブランドの強みをより確実に伝えることができます。字幕テキストの設定は簡単な操作で行うことができ、画像ごとに異なるテキストを掲載できるため様々な訴求の可能性が広がります。

字幕テキスト

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・文字数:画像1枚あたり半角60文字まで。任意の位置で改行可能。
・文字の種類:英字フォント6種類から選択。(日本語フォントの選択肢は現状なし)
・文字のスタイル:太字化のみ可能。文字サイズの指定や斜体などは不可。

カラー

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・背景色:「基本」タブまたは「詳細」タブから指定可能。(透明度は指定不可)
・文字色:白または黒の2種類で、背景色により異なる。

配置

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・上図の9マスから指定可
・画面端に到達した場合は自動的に折り返される

音楽の設定方法

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動画の再生中に流れる音楽を、用意された14種類から設定できるようになりました。スライドショー動画広告に合う音楽を選択してみてください。スライドショー動画広告の作成画面の「音楽」をクリックすることで、動画の再生中に流れる音楽を選択可能です。

現在選択可能な音楽はアップテンポなものやエレクトロ系を中心に、落ち着いた雰囲気の音楽も用意されています。また、近日中に独自の音楽ファイルをアップロードすることで使用可能にする予定であることがFacebookより告知されています。

スライドショー動画広告で効果を出すために

サムネイル画像、最初の10秒までが広告価値の大部分であることを心得る

ニールセン社の調査により、Facebookニュースフィードにおいて、0秒~10秒までの再生時間で広告価値の大部分を占めることが実証されています。この調査データは動画広告によるものではありますが、スライドショー動画広告であったとしても同様にこれを意識して作成することが効果的でしょう。

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また、スライドショー動画広告はついつい必要以上の画像で作成してしまいがちですが、Facebookも言っているように広告メッセージを伝える上で必要ない画像は含めない、という意識も大切です。

動画は、再生前から完全視聴時までの、すべての瞬間に価値があります。コンテンツを作成する際や、広告の成果を評価する際には、このことを意識するようにしてみてください。

参考・文章・画像引用元:動画広告のブランドリフト効果が明らかに | Facebook for Business

まとめ

今回のアップデートの中で、特に画像1枚ごとの字幕テキスト設定機能は大きなメリットですね。画像と字幕テキストの組み合わせが容易になったため、今まで以上に広告クリエイティブの改善サイクルを早めることが可能になります。

本格的な動画制作に着手する前に、どのような内容の動画広告であれば良い反応が得られそうか、等のテストとしてもスライドショー動画広告は役に立つでしょう。もし、静止画やカルーセル広告は試してみたけど良い結果が出ない…とお悩みであれば、スライドショー動画広告を試してみてはいかがでしょうか?

 

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