2022年 4月4日に、Twitter広告のツイート作成画面で、投稿済みのツイートの一部を編集できるようになりました。
これまでも下書きや予約投稿ツイートを公開前に変更することは可能でしたが、今回のアップデートで投稿済みツイートも編集することが可能になりました。
本記事では、編集できるようになった範囲、そして広告の編集方法を解説していきます。
どこが編集できるようになった?
今回のアップデートで、編集可能になった箇所は以下です。
- 設定済みのメディア
- ヘッドラインやウェブサイトのURL(ウェブサイトボタンを設定したツイートの場合)
一方、以下の箇所は編集の対象外となっています。
- ツイート本文の変更
- 設定したメディアの数/順番/アスペクト比に関わる変更
- アプリボタンに関連する変更
なお編集が可能なのは、ツイート作成画面やAds APIを使って作成されたツイートのみです。オーガニックツイートや、従来のツイート作成画面を使って作成されたツイートは編集できません
もしオーガニックツイートや、従来のツイート作成画面を使って作成されたツイートを編集したい場合は、一度該当のツイートを複製し、複製したツイートを編集して投稿し直すかたちになります。
編集方法
続いて編集方法を解説していきます。今回はメディアを変更してみます。
①広告マネージャーを開き、クリエイティブ > ツイートをクリック
②一覧から編集したいツイートを探してカーソルを合わせると[編集]ボタンが表示されるので、クリック
③[更新]をクリック
④変更したいメディアをアップロード
⑤アップロードした画像を選択
⑥[保存]をクリック
以上でツイートの編集は完了です。
まとめ
今回のアップデートでクリエイティブの作成がより簡単になりました。
例えば、画像や遷移先だけ変えたい場合、従来であればゼロからツイートを作成する必要がありました。しかし、編集機能を使用すれば既存のツイートを編集するだけです。
これにより、ツイートについている「いいね」や「リツイート」を維持できます。Twitter広告のオークションでは「いいね」や「リツイート」が頻繁にされているかも考慮される指標のひとつなので、これらを維持できるのはオークション上メリットです。
もちろん、他にも考慮される指標はありますし、「いいね」や「リツイート」を稼ぐことが広告の目的ではないことも多いでしょう。目標としている成果に見合っていない広告を、「いいね」が多いからといって、編集して使い回すことは本末転倒です。
状況に応じて、そのツイートを配信しつづけるために編集機能をうまく使うのか、新しいツイートをテストするのか、柔軟に使い分けられるといいですね。