スポンサードサーチの「最適化案」、キーワード追加の提案機能がより使いやすくアップデート

スポンサードサーチの「最適化案」、キーワード追加の提案機能がより使いやすくアップデート
この記事は最終更新日から約2年が経過しています。

2019年1月29日より、Yahoo!プロモーション広告のスポンサードサーチ(以下、スポンサードサーチ)の最適化案の提案機能の「新しいキーワードの追加」をより使いやすくなる改善がなされました。

参考:【スポンサードサーチ】最適化案の提案機能およびサイトリターゲティング機能における機能改善のお知らせ


最適化案とは


「最適化案」は、ヤフー社によって、アカウントの広告運用状況に合わせ、アカウント運用の効率化や、広告掲載機会の最大化を目的とした最適化案を広告管理画面上の最適化タブで自動的に提案してくれる機能です。

参考:最適化案について - Yahoo!プロモーション広告 ヘルプ

以下、3種類が最適化案の対象となります。

  • 新しいキーワードの追加
  • クイックリンクオプションの関連付け
  • キャンペーン予算(日額)

今回のアップデートでは、これらの提案のうち「新しいキーワードの追加」に3つの改善がありました。「新しいキーワードの追加機能」とは、アカウントに登録されているキーワードをもとに関連性の高いキーワードを提案する機能です。

「新しいキーワードの追加」3つの改善ポイント

アップデートで改善されたのは、以下3つです。

1.提案の単位を、広告グループ単位からキーワード単位へ


これまで広告グループ単位であった提案の単位が、キーワード単位に変更されました。これによりキーワード単位での予測効果の確認や、入稿する/しないの判断が可能となりました。また、キーワードごとにマッチタイプや入札価格などを変更して入稿することも可能です。

なお、今回の機能改善により、これまでの広告グループ単位でのキーワード提案は終了となりました。

2. 提案されたキーワードがCSVファイルでダウンロード可能に

これまで最適化で提案されたキーワードは管理画面上でのみ確認することができました。そのため細かく追加するキーワードを選定する作業は一苦労でしたが、今回のアップデートにより、キーワードの一覧をcsvファイルでダウンロードすることも可能になり、より柔軟に提案キーワードを選定することができます。

3.自動入札が設定の場合、入札価格欄の表示を「自動」に


これまではキャンペーンで自動入札が設定されていたときでも、キーワードにデフォルトの入札単価が標示されていて、しばしば混乱を招いていましたが、自動入札を導入しているキャンペーンに対しては「自動」と表示されるようになりました。

最後に

今回のアップデートにより、広告グループ単位から、キーワード単位で予測効果、入稿の判断ができたり、提案されたキーワードを全てダウンロードできるようになったりなど、「新しいキーワードの追加」をより柔軟に活用できるようになりました。

もちろん、提案したキーワードを無条件でそのままキャンペーンに追加するのは、意図しない結果を招くためおすすめしません。しかしながら、これまで気が付かなかったキーワードや抜け漏れてしまったキーワードを拾い上げるのに有効な可能性もあります。

システムによる最適化案を上手に活用するためにも、提案をもとに広告運用者がその有効性を判断することが少なくとも現時点では欠かせませんよね。機械的なものを人間の思考をかけ合わせて最大限活かすためにも今回の変更は有用だと思います!

関連記事

Yahoo!広告 キャンパスとは?Yahoo!広告を無料で学べて認定資格の取得も
Yahoo!広告 キャンパスとは?Yahoo!広告を無料で学べて認定資格の取得も
続きを見る
Yahoo!広告のログイン方法が変更に。変更内容と移行スケジュールについて解説
Yahoo!広告のログイン方法が変更に。変更内容と移行スケジュールについて解説
続きを見る
Yahoo!広告、2022年の主要アップデートまとめ
Yahoo!広告、2022年の主要アップデートまとめ
続きを見る