あれ?キーワードを追加したのっていつだっけ?追加した結果どうなったんだろう?
このように思った経験は広告運用者であれば1度や2度ではないと思います。運用型広告はチューニングできる項目が多いため、「いつ何をしたか」をすべて覚えているのは不可能に近いですよね。
そんな時にGoogle広告で役立つのが「変更履歴」という機能です。Google広告では下記の図のように「変更履歴」タブを開くことで次の情報を表示することができます。
- (選択期間内で)いつ
- 誰が
- どのキャンペーンで
- どの広告グループで
- 何を変更したか
過去の広告運用の履歴を遡れるので、複数人で運用する際などにも重宝する機能です。
ただ、分類された変更項目のカテゴリ内から確認できるとはいえ、場合によっては数百や数千となる変更履歴の中から自分の見つけたい変更履歴を探すのは容易ではありませんでしたが、今回のアップデートにより、変更履歴上部の掲載結果グラフ内に、日付ごとの変更内容が注釈として表示されるようになりました。
参考:Google 広告で、キャンペーンの変更による広告の掲載結果への影響について把握しやすくなりました - Google 広告 ヘルプ
掲載結果グラフで変更履歴を簡単に把握
表示回数やクリック数・といった掲載結果をチャートで表示することや、コンバージョン数・率を表示させることで、大きなパフォーマンスの変動がグラフから分かりやすくなります。変更があった日付ごとにどのような変更が行われたのかが分かりやすくなるため、変動要因の究明を早くすることに役立ちます。
なおこの機能が使える階層は以下の通りです。
- キャンペーン単位
- 広告グループ単位
掲載結果と変更履歴をいったり来たりしなくてもよくなったのは助かりますね。
まとめ
今回のアップデートでは「●月●日の調整以降CVRが下がっている」といったボトルネックや当たった施策がが分かりやすくなりました。パフォーマンスの変動要因となったアカウント変更を探す際に、従来よりアタリをつけるのを早められそうです。
また、自身で行った変更を探しに行くのにも役立ちますが複数のひとが関わる広告の場合などでも変更を確認する際に役立ちそうですね。よろしければぜひおためし下さいね。