Google アドワーズ、DFSA(検索広告向けデモグラフィックターゲティング)を全アカウントへ提供開始

Google アドワーズ、DFSA(検索広告向けデモグラフィックターゲティング)を全アカウントへ提供開始
この記事は最終更新日から約4年が経過しています。

デモグラフィックターゲティングが検索連動型広告でも利用可能に

2016年9月28日(日本時間9月29日)、GoogleはDFSA(検索広告向けデモグラフィックターゲティング)のすべての広告主への提供を開始したことを発表しました。

参考:Inside AdWords: Search ad innovations see strong momentum

現時点(2016年9月29日)では、まだ実装されていないアカウントもあるため、今後徐々に反映するものと思われます。

DFSAの詳細

検索連動型広告においても、以下のデモグラフィック(ユーザー属性)に基づくターゲティングが可能になります。

  • 年齢(「18~24 歳」、「25~34 歳」、「35~44 歳」、「45~54 歳」、「55~64 歳」、「65 歳以上」、「不明」)
  • 性別(「女性」、「男性」、「不明」)

Google ディスプレイネットワーク向けに提供されている「子供の有無」は、プライバシーへの配慮のためと思われますが、DFSAでは提供されていません。

ちなみに、自分がどの年代・性別に認識されているかは以下より確認が可能です。
参考:広告設定(Googleアカウントへのログインが必要)

DFSAの設定方法

A.特定のデモグラフィックに対してのみ配信を行いたい場合

google-adwords-dfsa_01
特定の広告グループを選択し[ユーザーリスト]タグから「+ターゲット設定」をクリック

google-adwords-dfsa_02
「ターゲット設定」の項目から「ユーザー属性」を選択

google-adwords-dfsa_03
配信対象とするユーザー属性以外のチェックを外して保存

なお、デモグラフィック情報が異なる広告グループを作成することで、女性向け、男性向け、あるいは年齢別に広告の訴求を変えることも可能となります。ただし、データが分散してしまったり、本来は広告を表示したい場合に、なんらかの理由で広告が表示されなくなってしまうこともありますので、実施した場合のインパクトを考えて慎重に検討することをお勧めします。

B.特定のデモグラフィックに対して入札単価の調整を行いたい場合

google-adwords-dfsa_07

「ユーザーリスト」タブから「ユーザー属性」を選択

google-adwords-dfsa_04
性別、年齢タブでそれぞれのユーザー属性ごとの広告掲載の実績を確認することができ、入札単価調整比の設定や、除外などを行うことができます。

google-adwords-dfsa_06
グラフの右下にある「ユーザー属性の組み合わせを表示」をアクティブにすると、年齢×性別のデータをそれぞれ参照することも簡単にできます。

デモグラフィック情報はGoogleの推定が含まれる

Googleが識別しているユーザーのデモグラフィック情報は、cookieを用いてアクセス履歴を基に推定されたブラウザ単位のものであり、必ずしも正確ではありません。例えば、女性向けの商材であっても管理画面で確認できる属性の男性が購入していることも少なくありませんよね。先ほどの画像では「不明」の属性のコンバージョンのボリュームがもっとも多いです。

Facebook広告で利用できるユーザー個人の情報に基づく精度の高いデモグラフィック情報とは異なり、Googleのテクノロジーに左右される情報であることには注意が必要ですね。

ヘルプによると、Google プロフィール由来の属性情報も利用されます。このほか、ソーシャル ネットワーク サイトなどから、ユーザーがサイトで入力した属性情報を収集できる場合もあるとのことです。

キャンペーン単位、広告グループ単位で特定のユーザー属性を除外することも可能ですが、これらの理由により予期せぬトラフィックの減少などにもつながりかねません。可能であればまずはユーザー属性ごとの傾向を把握して、DFSAを活用していくことをおすすめします。

参考:ユーザー属性に基づくターゲティング - AdWords ヘルプ

how-to-use-custom-conversion_footer

関連記事

【わかりやすい】Google ショッピング広告とは?概要と掲載方法を解説
【わかりやすい】Google ショッピング広告とは?概要と掲載方法を解説
続きを見る
Google、商品構造化データの利用範囲を拡大。Merchant Center 無しでも Google 検索でリッチな商品表示が提供できるように
Google、商品構造化データの利用範囲を拡大。Merchant Center 無しでも Google 検索でリッチな商品表示が提供できるように
続きを見る
Google Search On '22 から見える、Google 検索の少し先の未来を考えてみる
Google Search On '22 から見える、Google 検索の少し先の未来を考えてみる
続きを見る