
Googleは、Google広告の管理画面上での「おすすめの表示項目」機能を2019年3月15日にリリースしました。
参考:Google 広告の「おすすめの表示項目」について - Google 広告 ヘルプ


「おすすめの表示項目」とは?
Google 広告には表示できるレポートの項目がたくさんあります。
広告を運用していると、どの項目を表示させるか迷ってしまう、それぞれの項目が何を表しているのかよくわからない、といったことも多いのではないでしょうか。
「おすすめの表示項目」機能は、キャンペーンやアカウントの設定に基づいて、そのアカウントにとって重要な項目をGoogleが自動的に列として追加(おすすめ)してくれます。
たとえば、[目標コンバージョン単価]などの自動入札機能の使用を開始すると、[キャンペーン] の表に [入札戦略タイプ] 列がおすすめとして表示されるようになります。
「おすすめ表示項目」には青い点線が引かれます。
なお、今回のリリース時点では [入札戦略タイプ] のみがおすすめの表示項目として列に追加、表示されるようになっています。
機能の導入にともない、これまで選択必須となっていた[入札戦略タイプ] を非表示とすることもできるようになり、その分、他の表示項目を画面に表示させやすくなりました。
設定を確認・変更する方法
「おすすめの表示項目」機能はデフォルトでオンになっています。
表示・非表示を切り替える方法は以下の通りです。
1.表示項目アイコン をクリックして、「キャンペーンの表示項目を変更」画面を表示させます。
2.「おすすめの表示項目」欄を開きます。
おすすめの表示項目は、列の名前に青い下線がつきます。
3.チェックボックスで表示項目の有効・無効を切り替えます。
また右下の「表におすすめの表示項目を表示」トグルスイッチで提案の表示を完全にオフにすることもできます。
さらに、右の「選択した表示項目」欄から「おすすめの表示項目」をドラッグ&ドロップで永続的な列として追加することができます。
見るべき指標に気づく手助けに
現在この機能は、[入札戦略タイプ]といった、一部の項目を表示する程度の機能にとどまっています。しかしながら、広告配信機能の強化や計測の緻密化など高度になるにつれ項目の数もさらに増えていくことが予想されます。
適切な項目を選ぶこと自体が大きな手間になりかねない状況で、おすすめの表示項目を提案してくれるととても助かりますよね。
見るべき指標の見逃しを防いだり、広告運用に有用な指標に気づくきっかけにもなりますので、基本は機能を有効にしておくのがオススメです。