Google 広告エディターのバージョン1.2がリリース|おもな4つの機能をご紹介

Google 広告エディターのバージョン1.2がリリース|おもな4つの機能をご紹介

2019年11月7日にGoogle 広告エディターのバージョン1.2がリリースされました。

参考:Google 広告エディタ v1.2: 新しいキャンペーン タイプのサポートとクロスアカウントの機能 - Google 広告 ヘルプ

今回のアップデートで新たに追加された機能のうち、主な4つの機能をご紹介します。

  • 新たに2つのキャンペーンタイプが編集可能に
  • 共有ライブラリの除外キーワードリストが編集可能に
  • 検索機能が充実しエラーを検索できるように
  • 編集パネルで空の入力項目を非表示可能に

なお、Google 広告エディター(以下、エディター)の画面の名称は、以下を用いて説明いたします。

それでは早速見ていきましょう!


新たに2つのキャンペーンタイプが編集可能に

次の2つのキャンペーンがエディターから入稿・編集できるようになりました。

  • アプリエンゲージメント キャンペーン
  • ファインド キャンペーン

今までは広告管理画面から直接、入稿や編集が必要でしたが、Google 広告エディターで簡単にできるようになりました。

なお、アプリエンゲージメント キャンペーンとファインド キャンペーンはベータ版のため、一部の広告アカウントのみの提供となっています。

共有ライブラリの除外キーワードリストが編集可能に

共有ライブラリの除外キーワードリストを、エディターでも設定・編集可能になりました。これにより、次の2つの機能が実装されています。

① 広告管理画面の共有ライブラリで作成した除外キーワードリストの設定・編集
② 複数の広告アカウント間での除外キーワードリストの共有

②の用途はやや限定的ではありますが、例えば、1社で商材ごとにアカウントを分けているケースなどで、複数のアカウント間で共通のキーワードを除外したい時などに活用できます。

検索機能が充実しエラーを検索できるように

データパネル上部の検索窓でエラーをフィルター表示できるようになりました。

今まではエラーマークがついた箇所をまとめての確認ができなかったため、エラーの修正に時間がかかったり、またエラーの見落としも多く、データをアップロードする際の「変更内容を確認」する時点でやっとエラーに気が付くことが多かったのではないでしょうか。

しかし、今回のアップデートにより、検索窓でエラーの種類別に絞り込みできるようになったため、アカウントや選択したキャンペーン、広告グループ単位などでまとめてエラーを確認ができ、一括で修正も可能となっています。

編集パネルで空の入力項目を非表示可能に

例えば、カスタムパラメータや動画IDなどの入力項目は、空の入力項目も含めてすべて表示されます。そのため、次の入力項目に進むにはスクロールを行う手間がありました。しかし今回のアップデートでカスタムパラメータや動画IDなど、空の入力項目が繰り返し表示される入力項目を非表示できるようになり、以前より編集パネル内の移動がスムーズになりました。

また、入力項目を追加したい場合は矢印をクリックをすると表示される仕様になっています。

まとめ

他にも「検索キャンペーンのコンバージョン値の最大化」が設定可能になったりと、細かいところまで手が届くようなアップデートがありますので、エディターのその他アップデート詳細も以下のリリースノートで確認してみていただければと思います。

参考:Google Ads Editor v1.2: New campaign types and cross-account features - Google 広告エディター ヘルプ

一つひとつは細かなアップデートかもしれませんが、これまで厄介に感じていた作業が思わず効率化することも少くありませんので、まずはどんなことができるようになったのか、おもな変更点だけでも確認しておくのがおすすめです。

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