広告の候補 (Ad Suggestion)が日本語でも提供を開始:Googleによる広告文案の自動作成がされるように

広告の候補 (Ad Suggestion)が日本語でも提供を開始:Googleによる広告文案の自動作成がされるように

Googleによる広告文の自動提案

改善が見込まれる広告グループへ広告文を自動的に作成し提案してくれる機能、「広告の候補 (Ad suggetion)」が、この度日本でも実装されました。Google Marketing Liveでも紹介され、英語などいくつかの言語では先駆けて提供されていました。

参照:About ad suggestions – Google Ads Help

※2018年9月28日現在、英語版のヘルプには「Japanese」が追加されています。

広告の候補とは

広告の候補とは、検索キャンペーンのパフォーマンスの向上が見込まれる場合に、既存のテキスト広告の別パターンの広告案が自動的に表示される機能です。


広告の候補によって作成された広告文は各アカウントの「最適化案」ページで確認することができます。ヘルプによると提案の頻度は、多いときでも1週間に1回程度の提案で、週あたり50個まで作成されるとのことです。

また、そのまま自動的に掲載がされることはなく、広告主は提案された広告文を適用するかまたは編集を加えるか、あるいは拒否するかを選択できます。

広告の提案の仕組み

自動提案される広告の作成に関してGoogleが参考にしているデータとして、以下の要素が挙げられています。

  • アカウント内にある既存の広告
  • 広告表示オプション
  • ランディングページ
  • 登録しているキーワード
  • ターゲット設定

参考:広告の候補について – Google 広告 ヘルプ

実際の広告文の作成にあたってはGoogleの機械学習の技術が用いられます。

人間の考察と機械学習を組み合わせて質の高い広告の候補が作成されます。

引用元:広告の候補について – Google 広告 ヘルプ

また、以前ご紹介したテスト段階の機能では、広告文の品質保証の観点からも人が介在していることが強調されていましたが、ヘルプにも記載のあるように、今回リリースされた機能でも完全に機械に任せた自動作成とはなっていない様子が伺えます。

参考:Google アドワーズ、「Ads Added by AdWords」(Googleによる広告文の自動追加)をテスト中

広告の候補を利用する際の注意点

操作せずに14日が経過した時点で自動適用される

自動作成された広告文を実際にアカウントに適用したい場合は、最適化案ページで表示された広告の候補を表示し「適用」をクリックすれば、すぐに反映することができます。一方、提案を拒否をしない場合でも作成されてから14日が経過した時点で自動的に掲載が始まります。

広告の候補を自動的に適用したくない場合は、以下の通り設定が可能です。


①検索キャンペーンの「設定」をクリック
②「アカウント設定」をクリック
③「広告の候補」を選択


④「広告の候補を自動的に適用しない」を選択し、理由を選択して保存します。

解除されるのはあくまで自動適用ですので、「広告の候補」は最適化ページで引き続き確認し、手動でアカウントへ適用することができます。

万が一、確認しないまま広告の候補が自動的に適用になってしまうことを懸念するのであれば、自動適用を無効にしておくのがよいでしょう。

なお、自動的に適用された広告には「自動適用された広告の案」というラベルが付けられます。


また、[広告と広告表示オプション] ページでは、フィルタで[自動適用された広告の案]を選択して絞り込むことが可能です。

手動適用された広告は判別がつかない

自動適用された広告にはラベルがついたりなど、あとから確認できる方法が用意されていましたが、手動で適用した場合には通常のテキスト広告として追加されるため判別がつかなくなってしまいます。広告の候補として表示された広告の成果を管理したい場合などは、別途ラベルの設定などを行うことをおすすめします。

広告の候補が作成されないケース

以下のいずれかの要素を含んでいる広告グループは広告の候補が作成されません。

  • 対象の広告グループに制限付き承認広告または不承認の広告がある場合
  • 広告のローテーション設定が「最適化」でないこと

参考:承認済み(制限付き) – Google 広告 ヘルプ

広告の関連性を高めるために広告文の選択肢を

広告の自動作成による提案という機能が実装された背景は、以下のヘルプの文言から読み取ることができます。

最適化された広告配信を最大限に活用するには、広告文の選択肢を十分に準備することも必要です。1 つの広告グループで 3~5 個の広告を準備します。オークションで最終的に提供される広告には、その状況で最適と見込まれるものが選ばれます。この方法を利用すれば、広告の関連性を高め、ユーザーの状況に合った広告を配信できます。

引用元:広告品質を掲載結果の改善につなげる – Google 広告 ヘルプ

実際のところ、工数の問題などでひとつひとつの広告グループに十分な広告文の作成ができていないケースが想像以上に多いのではないかと予想されます。

広告の候補が生成されるのを待つのも悪くはありませんが、基本は検索語句から読み取れるユーザーの意図を考え、広告運用者自ら広告文のパターンを考えてみる過程も重要です。

広告の候補により、広告文の新たな表現が見つかることも考えられますがまだまだ未知数です。広告の候補は既存のアカウント内容を参考に作成されるため、この機能をうまく活用するためにも、私たち広告運用者は引き続き自分たちの頭で考えて広告文を作成することが大切なのは、今後も変わりないのではないでしょうか。

Eichi Tano

Eichi Tano

アナグラム株式会社。クルー。学業の傍ら、写真家として創作活動、撮影の仕事を請け負う。2017年8月からアナグラムへ参画。現在はFacebook広告とinstagram広告の運用を行っています。

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